1.畑の準備〜定植または直まきまで |
・定植または直まきの2週間以上前までに苦土石灰を散布して深く耕します。 ・1週間前に、直径30〜40cm、深さ30cmほどの穴を掘り、底に堆肥を入れ、掘り上げた土に化成肥料、過リン酸石灰をかき混ぜて穴に埋め戻し、周りの土を集めて高さ10cmほどの定植床または直まき床を作ります。 ・株間は1mほどにします。 ・苦土石灰は1平方メートル当たり2握り(約100g)、1穴当たり堆肥は約1kg、化成肥料(N:P:K=8:8:8)は1握り(約50g)、過リン酸石灰は軽く1握り(約20g)とします。 ・定植は深植えにならないように。定植後はホットキャップをかぶせ、つるが伸びてきたら取りはずします。 |
2.定植後〜収穫までの栽培管理 |
・風で茎が折れたり、株が振り回されないように、支柱を立てて固定します。 ・つるなしのため特に整枝する必要はありません。 ・古い葉や病葉を除去し、風通しと採光性をよくして病気の発生を抑えます。 ・収穫が始まったら3週間間隔で追肥します。 |
3.管理 |
・さび病は5〜6月と10〜12月に、べと病は残暑の頃に発生しやすいので防除します。 ・乾燥している時にはスリップス、アブラムシなどが発生するので、早めに薬剤を散布します。 ・ネギの葉はつるつるしていて薬剤が付着しにくいので、展着剤を必ず使用しましょう。 |
4.収穫 |
・開花後4〜6日、長さ約20cmの若い果実を収穫します。 ・収穫が遅れると果実が大きくなり、味が落ちるだけではなく、株に負担がかかるので注意します。 ・「花ズッキーニ」は花が開きかけた蕾を収穫したもので、蒸し料理に適します。 |