1.畑の準備 |
・タネまきの2週間以上前に苦土石灰を全面に散布して耕し、1週間前に元肥を施してよく耕し、畝を作ります。 ・株の配置は、実入りを考えると1条にするより数条にして、花粉が雌穂によくつくようにするとよいでしょう。 ・マルチなしでも栽培できますが、ポリフィルムで畝全体にマルチをすると、発芽と生育が早く、丈夫に育ちます。 |
2.は種・定植 |
・条間45cm、株間30〜40cmの穴を開け、2条の1か所に3粒まきとします。 ・この時の覆土は2cm程度とし、深植えにならないように注意が必要です。 ・草丈が10〜15cmになったところで間引きし、1か所に1本の苗を残します。 ・この時、残す苗の根を傷めないように、除去する2本の株は地際で根元からハサミで切り取るようにしましょう。 |
3.追肥・土寄せ・かん水 |
・草丈40〜50cmの頃と、雄花( 一番先端に咲く花)の開花時期に1株当たり20g程度の化成肥料を施します( マルチを敷いていない場合は、同時に土を株元に寄せます)。 ・また、開花から収穫期までの水不足は不稔(果実の先端まで実が入らない)の原因となるため、かん水を適宜行います。 |
4.雌穂の整理と収穫 |
・早生種の場合は草勢が弱いため、1株1本取りが基本です。 ・雌穂は1株に2〜3本つくので、一番生育の良いものを残し、他は少し大きくなった頃にかき取ればヤングコーンとして食することができます。 ・これまた美味です(ただし、草勢の強い中早生種以降は雌花を2本ほど残しても果実の充実に影響なく、この限りではありません)。 ・雌花の絹糸が出てから23〜25日経って、絹糸が黒褐色に変色したら少し皮をむき、先端の粒が膨らんで黄色くなっていたら収穫適期です。 ・夏を感じる食感と甘味を、ぜひお子様・お孫様と一緒に味わってみてください。 |