トマトの育て方
トマト


トマト,栽培カレンダー

トマト,栽培カレンダー


育て方,栽培方法

1.畑の準備 ・植え付けの2週間前位に堆肥と石灰、油粕等を散布し、よく混ぜておきます。
2.植付け&追肥 ・株間が45cm程度になるよう植え付けてください。
・追肥の時期は、第一花房が大きくなり始めたら与え始め、以後は2週間に一度程度与えます。
3.誘引 ・茎が成長してきたら、立てた支柱に沿わせてのばす誘引を行います。
・植付けの前に支柱を立てておき、茎がのびてきたら、茎と支柱を、紐で8の字になるようにゆったり結んで固定します。
4.芽かき ・葉と茎の付け根からのびる側枝は、できるだけ小さい時に手で折って取り除いてください。
※芽かきが遅れると、主枝の生育に悪影響ですのでご注意ください。
5.摘心 ・収穫目標の最上段の花が咲いたら、その上2葉を残して摘心してください。
5.収穫 ・果実が大きくなり、赤く色付きだしたら収穫になります。
・大玉トマトは果実の数が3〜4個になるように、先端の果実を間引いてください。


豆知識,こつ

 大切な芽かき!

トマトが上手に育つコツは「芽かき」!
わき芽を早めに取り除いて、主枝を1本だけ残して伸ばしてください。
芽かきが遅れると主枝の成長が悪くなり、トマトの生育にも影響しますのでご注意ください。

 実の付きが悪い時は?

・葉が茂りすぎている・・・→肥料が多すぎます。
・葉の色が薄く、茎が細い・・・→肥料が不足しています。
・開花時期の気温が低いなど自然要因です。

 ヨーロッパ人とトマト!

サラダやソースなど、食卓には欠かせないトマト。
ペルーやアンデス高地などが原産とされ、16世紀に南アメリカからヨーロッパに種が持ち帰られました。
トマトは有毒のベラドンナに似ていたため、毒と信じる人も多く、最初は食用ではなく観賞用とされたようです。
後にイタリアの貧困層で食用にしようという試みがなされ、一般的に食用となる18世紀まで開発が続けられました。
現在では約8000種類以上ものトマトが存在しています!

 日本人とトマト!

日本にトマトが入ってきたのは17世紀なのですが、ヨーロッパと同じく当初は観賞用でした。
食用となったのは明治以降で、消費が増えてきたのは昭和になってからだそうです。
日本人の味覚に合うよう品種改良が盛んになったのもこの頃。
農林水産省の品種登録には190種類を超えるトマトの品種が登録されています。



参考:JA京都様 (http://www.jakyoto.com/modules/yasai/index.php)
参考:コメリ様 (http://www.komeri.com/howto/kitchen_garden.html)
参考:トマト学校様 (http://www.tomato-school.com/history/)