ナスの育て方
ナス


ナス,栽培カレンダー

ナス,栽培カレンダー


育て方,栽培方法

1.定植 ・ナスは一般には購入苗が良く、初めてナスを作る畑でも、病気予防のため接木苗を用います。
・根鉢を崩さないようポットから苗を抜きとり、深植えは根つきが遅くなるので避けます。
2.仕立て ・一番花がついている主枝とその下から出た側枝を2本残し、3本仕立てとし、それ以外のわき芽は付け根から摘み取ります。
・台木から出る芽は小さいうちにとりましょう。
3.整枝 ・収穫する実の下のわき芽に花芽がついたら葉を1〜2枚残して枝を切ります。
・こうすることで、日当たりや風通しがよくなり実がたくさんつきます。
4.収穫 ・開花後15〜20日前後で収穫できます。
・1〜3番果や多く着果した時は若どりして、株の負担を軽くすると、その後の生育や着果がよくなります。
・朝、涼しいうちに収穫すると日もちがよくなります。


豆知識,こつ

 病害虫防除について

アブラムシやハダニがつきやすいので、定期的に防除を行います。 病気ではありませんが、夏になるとつやなし果が増えることがあります。これは「ボケナス」ともいわれ、なり疲れと乾燥が原因となります。高温期にはこまめに十分なかん水を行ってください。

 追肥

植え付け1か月後から化成肥料を1m2当たり30gぐらい施用します。 一度肥料切れを起こすと草勢が回復するまでに時間がかかるので、10日から半月に一回を目安に行うことをおすすめします。根の先端付近への施用が効果的なので、根の成長とともに徐々に株元から離して施用します。

 更新せん定

秋ナスを楽しむため、更新せん定をしてみましょう。7月下旬、暑さで樹勢が弱まると実つきが悪くなりますので、枝を1/3〜1/2程度切って株をリフレッシュさせると、9月頃から秋ナスが収穫できます。



参考:JA京都様 (https://jakyoto.com/)
参考:サカタのタネ様 (https://sakata-tsushin.com/)