えんどうの育て方
えんどう


えんどう,栽培カレンダー

えんどう,栽培カレンダー


育て方,栽培方法

1.畑の準備 ・植付けの2週間前位に、酸性に弱いので必ず石灰を散布1uあたり石灰大さじ5を散布します。
併せて1uあたり堆肥5〜6にぎり、化成肥料はうねの長さ1mあたり大さじ3も散布し、深く耕しておきます。
・排水の悪い畑では、高畝してタネまきを行います。
2.タネ蒔き ・高さ10cm、幅60cmのベットを作り、一ヶ所約3粒程を40cm間隔でまきます。
・蒔き終わった後、2cm位土をかけ、軽く押さえてから水をやってください。
3.間引き・追肥 ・春先につるが勢いよく伸びだした頃、うねの肩に化成肥料を1m当たり大さじ1程度 まきます(月1回程度)。
4.支柱立て・誘引 ・折れやすいので丁寧に誘引します。
・支柱は小枝のある笹竹やほだ木がよいが果菜用支柱竹(2m)でもよいです。
5.収穫 ・品種によって収穫時期が違います。
・絹さや系は、開花後15日程度で収穫になります。
・豆を食べるものは、収穫まで開花後30日程度必要です。


豆知識,こつ

 連作に注意!

・連作に弱い代表的な作物。同じ場所には5〜6年は連作を避けてください。
・冷涼な気候を好み、生育適温は15〜20℃。暑さに弱く、28℃以上になると 生育が鈍ります。

ツタンカーメンも食べていたえんどう豆!

えんどうの歴史は深く、古代エジプトの時代に副葬品とともに発掘されたえんどう豆の種子が発芽して、 全世界に広まったと考えられています。日本に到来したのは10世紀の奈良時代で、 遣唐使が中国より持ち帰り、一般に普及したのは明治時代以降になります。

さまざまな顔を持つえんどう豆!


えんどうは様々な品種があり、若いさやを利用した「さやえんどう」、 さやと実の両方を利用した「スナップえんどう」、実そのものを用いた「グリーンピース」があります。
現在では、えんどうの若い芽や葉を摘んだものを「豆苗」と呼び、おひたしや炒めものとして活用されています。




参考:コメリ様 (http://www.komeri.com/howto/kitchen_garden.html)
参考:わかさの秘密様 (http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/pea/)