ネギの育て方
ネギ


ネギ,栽培カレンダー

ネギ,栽培カレンダー


育て方,栽培方法

1.畑作り ・根深ネギと葉ネギの育苗畑には、種まきの2週間以上前に苦土石灰を施してよく耕し、1週間前に堆肥と肥料を施し、再度耕します。
・根深ネギの定植畑は耕さずに定植の1週間ほど前に苦土石灰を施しておき、定植当日に深さ20〜25cm、底幅約20cmの溝を掘ります。
・畝を立てる際、幅60〜90cm、高さ10cmを目安としますが、水はけの悪いほ場では畝高を上げるなどの工夫も必要です。
2.種まき ・種をまき溝にスジまきし、覆土をして手でしっかりと押さえ、水やりをします。
・間引きは、草丈が6〜7cmの頃1.5cm間隔で1本に、草丈10cmの頃3cm間隔で1本になるようにします。
3.管理 ・さび病は5〜6月と10〜12月に、べと病は残暑の頃に発生しやすいので防除します。
・乾燥している時にはスリップス、アブラムシなどが発生するので、早めに薬剤を散布します。
・ネギの葉はつるつるしていて薬剤が付着しにくいので、展着剤を必ず使用しましょう。
4.収穫 ・葉ネギは草丈が50cmほどになったら掘り取って収穫しますが、株全体を収穫せずに地上部を刈り取れば、引き続き新芽を収穫することができます。


豆知識,こつ

 いいねぎの選び方

美味しいねぎの特長は、葉の先までピンと張りがあること。よく育ったものは葉の部分に白い粉をふくこともあるので注目してみましょう。 茎がぎゅっと詰まっているのも、甘くて美味しいねぎの証拠。化学肥料で促成栽培したねぎは、早く育つぶん身の詰まりは緩くなってしまいます。逆に、じっくりと肥料を効かせて育てたねぎは、栄養も甘みも凝縮されてぎゅっと引き締まったねぎになる、というわけです。収穫から時間が経つと水分が抜けてぶかぶかした感触になるため、締まりのよさは新鮮さの目安にもなります。 この差が一番わかりやすいのが、「えり首」といわれる緑の葉っぱの付け根の部分。ここをつまんでぐっと手応えがあれば、甘くて美味しいことうけあいです。 また、スーパーなどでは袋詰めとテープ結束の二種類の売られ方がありますが、これは単純に流通の都合で、どちらを選んでも新鮮さや味に違いはありません。




参考:JA京都様 (https://jakyoto.com/)
参考:GREEN GIFT様 (https://www.greengift.jp/)